久々に女王と僕の東京駅ツアーず!その1 | 津軽徒然

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津軽地方の在住のご都合主義者の徒然なる日々。

ま、目的は私の武道館ライブだったのですが、その目的のオマケに女王に同行してもらいました。


女王と僕旅は前回は秋田。

その前の遠出は昨年の盛岡、東京より遠くは一昨年の東京が最後です。


減った理由は一つです。

女王がパーキンソン症候群の純粋無動症という原因不明の病になってしまったからです。

病とは言え、その特徴は実にびみょー。

女王の場合はすくみ足の症状が顕著。

つまり、扉の前に行ったり、家具やなんかがあって、普通の人なら難なく通れるところで立ち止まってなかなか歩き出せなくなるという症状。

見た目健康的なんで、その状況が理解されにくい。


で、こんな症状を患うと、ポジティブな女王でさえ、旅なんて気分にはならないんでしょう。

とはいえ、一人家に置いて泊りがけっていうのも僕的には心配。


だったら、東京までついてきてもらおう!

というのが今回の東京駅ツアーズなのです。


今回も飛行機。そして、車椅子持参です。

おともdeマイルで二人分。

JALのスマイルサポートサービスで事前に、事情を話し機内まで車椅子で搭乗できるように手配しました(機内の狭さこそ、すくみ足がひどい女王には鬼門)。

青森空港のチェックインカウンターでJALさんの車椅子に乗り換えて、車椅子は手荷物と一緒にお預け。

早めにセキュリティーチェックを通過します。

セキュリティーチェックでは係の人が押してくれるので、僕は何もすることがありませんでした。

どーしても車椅子が金属のためセキュリティーが反応してしまうので、女王はボディーチェックでした。



201412東京行脚


機内への搭乗は、プライオリティになります。

他の搭乗客の皆さまへの迷惑を考えても当然ですかね。

車椅子のままボーディングブリッジから機内へ。

機内に入るときに、自走部分の車輪が外され、肘掛もコンパクトに折りたたまれ乗り換えることなく座席横まで運んでいただきました。

もともと、人の手を借りることになるので、できるだけ御迷惑にならないようにと前方のクラスJの座席を抑えて置いたのですが、青森空港のカウンターの方の配慮で、先に指定した4番目の席から一番前の席に変えてもらえたので、比較的足元も広く、女王は比較的すんなり席に着くことができました。


席について、他のお客様が搭乗し終われば、あとは東京へひとっ飛びです。

この辺はなんら問題もなく無事羽田空港へ到着。


羽田空港では、他のお客様が是認降りた後に、羽田地上係員の方が青森空港とおなじ車椅子を用意して、機内にやってきました。

車椅子に乗り、機内から出ると自走の大きい車輪を取り付けて、肘掛を元の位置に出して手荷物のターンテーブルのところまで、係員さんが押してくれます。

なんか、楽している僕...恐縮してしまいます。

さらには、もしお疲れでしたら動く歩道に乗ってくださいとまで言っていただきました....もちろん申し訳なくてそんなことはできませんでした(し、自分のダイエットのためにも歩いた方がいいんです!(笑))。


ターンテーブルではプライオリティサービスになるので、最初に荷物が出てきます。

そして、車椅子は別のところからどーん!

ビニールもすべて外されて、乗れる状態で出してもらいました。


ここで、持参した車椅子に乗り換えます。

本当に親切にしていただいて、感謝感謝でした。


羽田空港からは、タクシーを使います。

多少のコストアップはしょうがないですが、都内は意外にコンパクトなので、バスを使ったりという移動手段から考えれば、ちょうど倍ですが車椅子やら、女王のバスの乗り降りの苦労を考えればマズマズなコストと思います。

ちなみに今回の宿泊は東京駅隣接なので、定額タクシーが使えないのです。


ということで、タクシーに車椅子を積んで(背折れの折りたためるタイプの車椅子なのできちんとおさまります)、スーツケースも積んで宿泊先のホテルへ向かいます。


続く